主人公は僕だった
7月付けで昇級した。お給料はほんの少しだけ上がった。例えば銀行のATMで取られる200円ばかりの手数料が気になる私にとって、少しでもお給料が上がるのはありがたいことだと思う。
本当に情けないけど、今の仕事を始めてから皆勤賞の月なんてない。何日かは必ず休んでる。肉体的に、もしくは精神的に限界がくる前に休むようにしている、とは常々書いているけど、本当に限界直前なのかただ甘えて怠けているだけなのかはわからない。そのへんを自分で見極める必要がある。できれば早急に。
とにかく、嵐のように過ぎていた日々がやっと落ち着いた気がする。
ってところまでちゃんと書いたんだけど、すっごくすっごく嬉しいからはしゃいでる!!!!!
美味しいケーキを食べに行きたい。たくさん休んで迷惑かけてしまったことはちゃんと反省して、でも去年の夏からここまで回復した自分のことは褒めたい。正直甘えたこともあるし本当に辛かったこともある、私は全部知ってる。どちらにバランスが傾いていたかもわかる。反省すべきことはたくさんあるけど、でもとにかく今日は良い日です。
そういえば「どうして金融に就職したの?」ってよく聞かれる。本当にいろんな理由があるけど、面接のときに一番スラスラ話すことができたから、っていうのが大きい。特に悩むこともなく、自分を取り繕うこともなく、ただ聞かれたことに答えていたら内定が出て、こんな感じで話せる人たちと働くのが良いのかな、って漠然と思った。最終的に辞めてしまったけど、あの選択はそんなに間違ってなかったと思う。だって金融の仕事は好きだったし、同期とはいまでも仲良いし。環境とか人間関係とか仕事内容とか、どれか一つでも狂ってしまうと一瞬で辛くなるのが人生だと思うので、退職に至ったのは少しタイミングがずれただけ。誰も悪くなかったなって今では考えられる。もちろん自分自身もあのときは精一杯頑張ったので及第点。
じゃあどうして今の仕事を選んだの、って考えると全然わからない。なんとなく目についてなんとなく面接を受けて今に至る。とにかく働かなきゃ!って気持ちで選んだ会社だったので早まったかなと後悔したこともあるし、まだ少し悩んでる。ただこんな私を、本音はどうあれ受け入れてくれて一緒に働いてくれる人たちなので、少しでも役に立ちたいし追いつきたい。
出世もお金もあんまり興味がない、ただ一ヶ月先も同じように生活したい。それが私の目標だけど、もう少しだけ欲を言うなら、先輩が立ってるポジションに立ちたい。
とにかく生き残ることが目標なのでいくらでも軌道修正するよ。