人生ぴよぴよ

メンヘラが社会復帰目指す

意外となにもできない自分

私はノロマだし、抜けてるし、よく転ぶし、詰めが甘いし、体力もない。「いろんなことができそうなのに意外となにもできない」とよく言われる。このように言語化すると酷いことを言われているようだけど、実際は私のことをよく知っている人しかこう言ってこないので、アホの子ほどかわいいみたいな意味だと思って前向きに捉えてる。

私は前述のとおり何もできない、怠慢が寝転んでいるような人間だ。それでも私のそばにいてくれる人は少なからず存在する。「あなたに何かを期待しているわけではないから」と言われるのだけど、裏返せば「そこにいてくれるだけでいいよ」ってこと、だよねえ?

自分には特別な価値があると信じていた瞬間もあった。時を経て凡人だと認識を改めて、今では人よりも劣っている部分が多いと理解している。自分も他人も能力を数値化したわけではないので優劣はつけがたいのだけど、主観的にそう思う。このように自分を認めることができるようになったのは大きな進歩だ。プライドなんか投げ捨てて、私は何もできません誰か助けてくださいと手を伸ばせる。甘えと紙一重ではあるので、自重する必要はある。でも25年かかってやっとプライドを捨てることができたのだから私はえらい。

復職する日付が決まった。こんなに何もできずおまけにメンタルも弱い私を必要としてくれる会社。気まずいし行きたくない。辞めるのはいつでもできるから、とりあえず1日だけがんばる。まだまだ少し先のことだけど。