人生ぴよぴよ

メンヘラが社会復帰目指す

この世には愛しかない

昨年の11月に大阪に引っ越してきて、12月半ばから今の職場で働いている。

残業やプレッシャーで駄目になってしまった私の精神は、きっと残業時間の少ない労働環境になら耐えられると思った。給料や出世、見栄から解放され残業もプレッシャーも比較的少ない仕事を始めた。

 

新卒のころ、全国どころか世界を飛び回る仕事がしたいと思っていた。お金さえあればなんでもできると信じていた。ストレスなんてお金を使うことによって解消できる。だから私は金融総合職になった。結果はボロボロ。

 

よく眠れない日が続いたため心療内科を受診した。病名がついたし、薬をもらえた。薬を飲むと一時的に症状は軽くなる。

私は担当医を信用している。質問にはなんでも答えてくれるし、その答えに納得できなかったことはない。心療内科のことを薬漬けにする悪党かのように悪く言う人もいるけど、少なくとも今のところ先生の言うとおりにしておいてよかったと思うことが多い。

でも心のどこかでは薬のことが引っかかっている。ちゃんと薬をやめられるのだろうか。判断力や決断力がにぶって、薬を飲まない努力ができなくならないだろうか。

 

もし、私の理性がなくなったら捨ててほしい。ひとりでひっそりと死なせてほしい。大切な人はたくさんいるし、彼ら彼女らは私のことを大切にしてくれていると思う。だからこそ迷惑をかけたくない。私が邪魔になる前にどうか適切に距離を置いて、どうか私のことを放っておいてほしい。

私は自分のことを信用していない。苦しくなればすがってしまうし、辛いときには泣きついてしまう。そんなときに、私のことをちゃんと見放してくれるだろうか。私に引っ張られず、自分の人生を優先してくれるだろうか。

生きていくのは苦しい。